2008年11月30日日曜日

MacOS X Serverさようなら

WebObjects を使っていたこともあり, サーバの運用にコストと時間を取られたくなくて, うちでは MacOSX Server を使ってきた. しかし.


11/17 に続いて, 11/29 に Apple のソフトウェア・アップデートの後, MacOS X Server が壊れた. 今回は再起動すると OpenLDAP の設定内容がみごとに吹っ飛んでいる. その後も動かしているとだんだんファイルが消えていく.


うーん.


mac mini をサーバとして 3 年以上も使い続けたせいでハードウェアがおかしくなったのか (TechTool Pro による診断では異常なし), ソフトウェアがおかしいのか.


前回のクラッシュ時は CCC (Carbon Copy Cloner) でバックアップを取っていたので楽勝, のハズだったのだが, CCC のバックアップは bootable じゃなかった... 使用直後には bootable であることを検証していたのに.


で, 今回はこれに凝りて Timemachine でバックアップを取っていたのでクラッシュしても楽勝, のハズだったのだが, 何と肝心の /var/spool/ がバックアップされていないではないか!!!


# どうもそういう仕様らしい. しかし spool がまったくバックアップ対象にならないのならばサーバを毎時バックアップする理由がないではないか


いい加減嫌になったので, Google の軍門に下り, メイルとカレンダを Google Apps に移行する. サーバ・マシンを買いに行く手間も費用も要らない. 実際の使い勝手は使ってみなければ分からないが.


インタネットの黎明期からさまざまなサーバを動かしてきたが, もはや自前でサーバを運用する時代ではなくなったということなのだろう.