2010年10月2日土曜日

CSLI Lectrue Notes

1980年代後半から, 特に状況意味論やLiner Logicなどを中心に面白い成果を出していたスタンフォードのCSLI (Center for the Study of Language and Information) のLecture Notes (の一部) が, 電子化 (PDF) されて配布されているのですね.


CSLIのLecture Notes自体は今も出ていて既に200冊にもなっていますが, 初期の Peter Aczel, Jon Barwise, Keith Devlin などのLecture Notesはここから手に入ります.

素晴らしい.

シゴフミ

ようやく時間ができてシゴフミ視了. なるほど少女漫画のパロディでもあるわけですね. そして, 海沿いの地方都市, 小田原高校, 学校屋上での昼飯など, お決まりのモチーフも盛り込まれている. 監督の独壇場. この重さ/暗さも欠かせないテイストではある.

でもやっぱりちょっと辛いかもなぁ.

2010年9月18日土曜日

Drobo FW800 導入顛末 ...

Droboは日本法人を作って, 値段は一挙に¥35,000程度に下がってしまいました... 一ヶ月前に買ったばかりなのに.

値下げキャンペーンには裏があるということですね:-)

そして, ¥50,000でも買ってしまったと言うことは, ¥35,000ならばとてもお買い得だと思います.

2010年8月21日土曜日

Drobo FW800 導入顛末 其の参

(承前)

ベイの蓋が取れてしまった機械の替わりは, すぐに代理店が用意してくれました. まぁ, この蓋自身はなくてもエア・フローや遮音などには関係ないようですが.

実際に別のHDDからデータをコピー (ditto) してみると, 速度はこんな感じです (iMac 27", late2009, core-i7, Drobo側のHDDはHGST Deskstar 7k1000.c).

USB2 <-> USB2 - 約11MB/s
FW800 <-> FW400 - 約16MB/s
FW800 <-> FW800 - 約23MB/s

条件などを揃えてやったわけではありませんから, あくまで目安程度です. 悪くはないですね. でもそんなにすごく速いわけでもない. もともと速さを求めているわけではないので, 今回はこれで十分です.

がんがんデータ・コピーしているときはさすがに多少うるさいですね. あまり熱くはなりません. いつもは静かに大人しくてしています. LEDと特異なフォルムが存在を主張していますが.

Droboの良いところは, 単なるRAIDnという話ではなく, 物理的なハードディスク・ドライブを仮想化するサブ・システムということでしょう. これで5万円なら払う価値があったと思っています.

もっともこういったインフラは何かまずいことや状況の変化が起きた時に真価を発揮するべきものですが, 今のところは至って平和で, これ以上特にお伝えするようなことはありません. 続報は何か起きたときにまた...

2010年8月12日木曜日

Drobo FW800 導入顛末 其の弐

(承前)

代理店の担当者といろいろやりとりをしながら, 苦労しましたが, 結局, MacOSX (Snow Leopard, iMac 27" Late2009) からはDroboのファームウェア・アップデートはできませんでした. 担当者もあまりまともな情報は持っていないようで, 提案内容はこちらの考えたことと大して変わりありません.

仕方なく (念のためHFS+でフォーマットされているHDDをすべて抜いて) Windows機 (VAIO Z)からアップデート. さすがにこちらは一発でOK.

うーん. こういうソリューションはできるだけファームウェアは最新にしておきたいというのは自然な感情だと思うのですが, そのたびに手間が掛かり, ダウンタイムが発生するというのはよくありません. そもそもこれではData Robotじゃない!

さらに, HDDを戻そうとしたら, 4つのベイの内, 3つのベイの蓋が壊れていました orz. 蓋のプラスチックそのものが劣化しており, 爪が折れています. 休み明けには代品を手配してくれることになりましたが...

海外メーカ特有の「おおらかさ」が苦手な人は気を付けた方がいいかも知れません. 僕はよいコンセプトがあり, それがちゃんと実現/提供さえされていれば, その辺は気長に付き合うタイプなので:-) もう少し付き合ってみることにしましょう...

2010年8月10日火曜日

Drobo FW800 導入顛末

Droboも¥49,800まで値が落ちてきたので, 導入してみることにしました. 代理店を通さずにamazon.com辺りから直接買えば, 送料などは別として$350程度で手に入りそうですが, 今回はちと保守的に:-) なりました.

5万円とは言え, 裸のドライブならば10TB分買えてしまう値段. そこは, HDDが安すぎからそのコストをシャーシに注ぎ込むのだ, と割り切ります.

パッケージは他所でも報告されているとおり, ちょっとだけ凝っていて微笑ましいですが, 日本語の資料は一切入っていませんので, その辺を気にする方はご注意を.

インストールは特に問題ありません. Droboはマシン側にアプリケーションをインストールする必要がありますが, 添付のCD-ROMに入っていたのはかなり古いもので日本語化はされていません. 本社サイト http://www.drobo.com/support/updates.php の最新版は日本語化もされていますし, アプリケーションのヘルプも日本語になっています. 代理店は, これらの情報をちゃんとアナウンスすべきだと思います. 代理店サイトにはほとんどまともな情報がありませんから.

今回は1TB4本を突っ込み, 仮想ドライブ辺りの最大サイズは2TBとしておきます. 仮想ドライブのサイズは最大16TBまで可能 (例え物理デバイスがそこまで入っていなくても) ですが, それだとDroboのブートに16分掛かるぞ, と脅されたのでびびりました. 実際にはそこまでは掛からないのではないかと思います.

4TB突っ込んで, 実際に使える容量は2.7TB程度です. もっとも仮想的には2TBx2 = 4TBのドライブに見えています. 足りなくなってきたらDroboが催促してくるはずです.

ただし, ここから1TB容量を増やすためには, 2TBを2本, つまり4TB分の物理ドライブを足さなくてはなりません. 4つのベイの内, 最大容量のドライブは冗長化と管理に使われるからです. うーん.

さて, Dashboardからは「firmware1.3.5をインストールできるでぇ」と言ってきます. やってみると, ファームウェアのダウンロードとDroboのシャットダウンまでは行くのですが, Droboが再起動してきません. 手で再起動させても1.3.0のまま, アップデートされていませんねぇ. この件に関しては問い合わせ中です.

ファン音は静かな方ではありますが, それなりにします. 普通の家庭に置くには躊躇われるかも知れません.

この続きは実際に使い始めてからご報告することにしましょう.