「見える化」「見える化」つったって, 今の「見える化」は「見せる化」というか, モノやプロセスの側がヒトによく見えるように工夫しようというもののわけで, ヒトの方がモノやプロセスをよく見えるようにならなくちゃという「見える化」じゃないんだよね.
ヒトの (動体) 視力を上げるのは簡単なことじゃない, と気付いたところから「見せる化」は始まっているんだけど, 「(ヒトの) 見える化」がいつかは必要になるはず.
じゃあどうしたら (動体) 視力を上げることができるか.
- 「見えちゃった化」. 気づき. 本当は誰かいいコーチがいるといいんだろう. 本人の感度をあげる訓練も必要.
- 「見たい化」. 欲望. あぁ, あれをもう一度見てみたい, という欲求が重要.
- 「見える化」. 一度見えるようになるとそれ以外のいろんなモノも自然と見えてくる.
- 「見ない化」. 一度見え始めるときりがなくなったり, 見ること自体の喜びで終わってしまう. これは見なくていいんだ, とか, 見たらどうすればいいかということが分かってくると本当の「見える化」.
- 「見えない化」. もう見なくてもいい, というか, 最初からみんな見えているというか:-) 不射の射ですな.